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■ キョン「――――さあ、零崎を始めよう」
- 330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/08(金) 23:14:46.64 ID:Fjc4yW+9O
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「私の弟になる気は無いか?」
見慣れた町並み、夕日も沈んで
俺の視界は月と星と街灯で保っている。
そこに突如現れる細く長く高い男性。
「僭越ながら一部始終を見ていた」
生臭い鉄の匂い。なんて遠回りに伝えてみたところで結果は変わる訳も無く。
ただただ生々しく痛々しく仰々しく苦々しい死体が、血みどろが広がっている。
誰の所為? 俺の所為? いや違う筈だ、そう思いたい。
男は俺の心を読んだように、歌うように言葉を紡ぐ。
「そうだ君は悪くない、その通りだ」
細長いシザーハンズが俺に近付いて来る。
嫌に心に響く声は、俺に浸透していく。
「君の名前は?」
「…まともに呼ばれた事の無い苗字と名前が一つずつ、一番呼ばれるのはキョン」
「そうか…。で、私の弟になる気はないかな?」
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