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■ キョン「――――さあ、零崎を始めよう」
- 363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/09(土) 00:46:34.02 ID:itgStgZpO
- >>353
「あぁ、そうだ」
自分が持っていたそのナイフを俺は振り返り持ち主に返す。
必要ないから。
しかし当然ながら屍は受け取ってはくれない、
仕方が無いので俺は屍の腹部の辺りにナイフを突き刺して。
「ではいこうか兄さん」
「順応が早くていいね、うん、じゃあ行こうか新しい弟君」
俺はこくりと頷いて、その場を離れる。
死体を放置しておくことも、
俺の指紋がべったりとついたナイフをそのままにしておくことも、
そもそも俺が殺したことも、誰が死んだのかもどうでもよかった。
それでも俺が足を止めたのは、なんというか、惰性。
俺がただの高校生だったころの、惰性。
「お疲れ様、長門。来世では普通の女の子になれると良いな」
ばいばい。
さようなら。
おやすみなさい。
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